四十で惑わず、五十にして天命を知る

~海外在住 中小企業診断士&FP1級技能士MASAのブログ~

資格取得へ

第26稿です。

40代半ばから危機感に苛(さいな)まれていました。

前回の投稿はこちら。

qye04202.hatenablog.com

その危機感を乗り越えるための自分なりの答えが資格取得でした。

社会人としてキャリアをスタートした1990年代半ばはまだ日本企業は輝いていました。 ところがその後、年を追うごとに輝きを失い、いまはかつての勢いが感じられないように思います。

会社勤めの定年を迎えたあとのキャリアイメージとして、この日本を元気にすることを目指して、コンサルティングという形で貢献したいと思っていました。

自分のこれまでの経験や興味から、中小企業診断士とファイナンシャルプランニング(FP)技能士の資格を取得することに決めました。

コンサルティングに資格取得は必須ではないとは思うのですが、自分がいきなり世の中に出てコンサルティングをやりますと言っても全く説得力はないだろう、少なくとも自分の知識レベルを公的に示すものがないと信用力がないだろう、と思って資格を取得しようと思ったのです。

FPについては、住宅ローンを抱えていたこともあり、自分の金銭面でのライフプランニングのために、年金や税金、金融商品などについて学んでおく必要性をかねてから感じていました。 勉強を少し始めてみるとこれがなかなか面白い。 妻がFP2級を持っていたことにも影響を受けて、自分もこの資格を取ってみようと思い始めました。 何とかFP2級を取得。 どうせ取得するなら、と最高峰の1級まで取っておかないと自分には使えないかもしれない、と思い1級も受けることにしました。

さすがに合格率が低いだけにかなり苦戦、1度や2度では1次試験に合格できず、その間に息子の中学受験も重なり一旦中断、その後学習を再開して3回目を受験するも不合格、さすがにあきらめかけていましたがあきらめきれず4回目も受験し1次試験合格。

その直後に海外赴任になったため日本への出張に合わせて2次試験を受験、ようやく取得しました。 (受験の詳細については別の機会にFPを目指す人向けに書こうと思います)

中小企業診断士試験もこれまたすんなりとはいかず、1次試験には何とか合格するも2次試験には2回不合格。 この試験は1次試験の効力は2年までしかないので翌年に1次試験から受け直し、こちらも合格するも2次試験は結局2回受験、計4回の2次試験を経てようやく合格しました。 なかなか受からないのでもうやめようかとも思ったのですが、妻から「せっかく勉強したんだから続けたら」の一言で継続することにした結果の朗報でした。 こちらも海外赴任と重なっていたので何度か私費帰国して受験しました。

結局資格を取る、と心に決めてから実際にこの2つの資格が揃うまでに足掛け7年くらいかかった計算になります。

でもこれらの資格を持つ人はたくさんいます。 その人たちに負けないように価値を提供しなくてはいけないと思うのでまだスタート地点に立ったに過ぎず、キャリア作りはこれからです

次回は近況などについてお話したいと思います。

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