四十で惑わず、五十にして天命を知る

~海外在住 中小企業診断士&FP1級技能士MASAのブログ~

親として子供と関わる~自立へ

第37稿です。

息子は中学校に通い始めました。

新しい友達もでき、部活動にも属したことで息子自身の世界ができてきて、親との距離感も少しずつ変わってきたように思います。

少しずつ親から離れて自立していく過程ですね。

息子が中学1年生も終わる頃、私の海外転勤が決まりました。

妻ともいろいろ悩んだ末に、こちらに家族を呼び寄せることとし、一緒に住み始めました。

息子は現地のインターナショナル校に入りました。

子供たちは世界中から来ていました。 英米だけでなく、アジア諸国、欧州、アフリカ・・・

余談ですが息子によると何となく白人系、アジア系、でグループが分かれる傾向にあったようです。 何となく互いにシンパシーを感じるのでしょうか。

現地の学校でいろんな国籍の子供たちと触れる中でいろんなカルチャーショックを受けたようです。

例えば・・

日本では計算能力を図るために計算テストしたりします。 現地インター校では、テストは計算機持ち込み、解答に至るまでのプロセスを重視。 計算を自分でやることは一切なし。 息子曰く日本の数学のほうが相当進んでいる、と言っていたのでどちらがいいとは一概には言えませんが。

社会科では先生が教える、というよりもある事柄について自分の考えを表明し深めることが多く、知識そのものを重視されるわけではないようです。 考えるためには一定以上の知識量は必要だと思いますので、議論するだけがいいとは思いませんが、早く発言した者勝ちみたいなところがあるので、英語でどう言うんだっけ?と考えている間にどんどん話が進んでしまうことも多々あったようです。 それでも英語の巧拙は全く関係なく、何か意見を表明することが大事、という風潮だったようです。 この考えは参考になるところはあります。

最初は英語がわからないこともあり逃げ出したいときも多々あったようですが、こちらの学校で学ぶ中で、留学してもっといろんな国の人と交流したい、という思いが出てきたようです。

もし日本で大学に進学しようとすると受験準備に時間を充てなくてはいけませんので、留学はちょっと難しそう、であれば高校-大学で一貫教育している高校を受験することを考えたほうがいいのではないか、と考えたようです。

息子の中学受験では、目的(志望校に合格すること)を達成するという観点では、私の親としての役割は失敗でした。

いまや自分の進路を自分で考えるまでに成長している。親が教えたわけではないのですが、自分で考えられるような素地を親として作ってやったとも言えるのかなと勝手に思っておりますが。

いずれにしてもその成長は親としては嬉しく思えました。

正直言って受験終わったばかりなのにまた受験するのか。。

とは思いましたが。

すでに日本でいうところの中学校2年生も終わろうとしてましたので、受験までに残された時間はそう多くはありませんでした。

こうして海外に居ながらにして息子は高校受験に取り組むことになりました。

次回はその様子についてお話ししたいと思います。

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