四十で惑わず、五十にして天命を知る

~海外在住 中小企業診断士&FP1級技能士MASAのブログ~

親として子供と関わる~高校受験

第38稿です。

いままで辛かった話ばかりだったのですがこれは少しだけうれしかった話です。

息子は海外にいながらにして高校受験に取り組むことになりました。

候補をいくつか念頭に置いて勉強を始めていました。

前回までの話は以下の通りです。 qye04202.hatenablog.com

一定期間海外にいれば帰国生受験という枠で受けられる制度を取っている高校が多くありました。

概して帰国生受験のほうが相対的には入学がしやすいとも言われています。 但し息子の場合、殆どの学校で受験までの海外在住期間がこの要件を満たさず、希望する殆どの学校を一般受験で受けることになりました。

さすがに当地では教材が入手できないので日本とのSkype授業

独学ではライバルの勉強進度やレベル感など受験生集団の中の位置関係が把握することができないと思ったので何とか探し当てて準備したものです。これはさすがに息子だけではできないので親が関与しました。

朝は現地のインターナショナル校に行き、夕方から受験勉強という生活をしていました。

自分のレベルが足りているのか足りていないかがはっきり見えない勉強はなかなか辛かったのではないかと思います。

現地校での生活も、そもそも周囲に全く日本人がいない環境で、朝から夕方まで英語でコミュニケーションをせざるを得ない状況、我々の想像以上に大変だったのではないかと思います。 子供はすぐ馴染むとは言いますが、それは小学生くらいまでのこと(実際に一緒に通っていた小学生の娘は英語ができなくてもすぐ馴染んでいました)、中学生から現地校に行った息子にとってはかなりのチャレンジだったようです。

ただ良かったことは、中学受験を経ていたこと。

通常の場合、高校受験をする受験生は殆どが受験が初めて、という人が多いはずなので、中学受験でそれなりの勉強を重ねていたことは、受験期間を通して相対的に有利だったようです。 その分、中学受験のときと異なり、少しばかり気持ちの余裕をもって勉強を進めることができたようです。

文面ではなかなか伝えられていないのですが、親子ともども塗炭の苦しみだった中学受験を経た経験がこういうときにプラスに働くとは。

その場その場では辛いことから逃げ出したいと思うのですが、あとで振り返ってみたときによかった、と思えることもあるものなんだな、と実感します。本人も同様に思っていると思います。

インター校は休みが多いので、長期休暇は帰国し日本で集中講義を受けるなどして本人なりに計画を立てて勉強していたようです。

途中で中だるみしてSkype塾の先生に相当叱咤激励もされていましたが、結果は何とか行きたいところに合格

中学受験では第1志望には力不足で合格できませんでしたので、本人も喜びをかみしめていたのではないかと思います。

ここまでお話ししてきたことは辛いことが殆どでしたが、たまにはこういういいこともあるものですね。

(過去の記事の目次はこちら) qye04202.hatenablog.com

そのあと世界中でコロナウィルス感染が広がり、結局入学式も中止、授業も何か月かは休止、という憂き目を見ましたが。

次回は息子の帰国の際のドタバタに触れようと思います。

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