親として子供と関わる~大急ぎの帰国
第39稿です。
いままで自分の職歴(というよりも苦難の歴史、ですかね)、そして最近は親としての子供との関わりに触れています。
だんだん全体感がわかりにくくなってきましたので以下に目次として纏めています。
https://qye04202.hatenablog.com/entry/2020/07/07/062320qye04202.hatenablog.com qye04202.hatenablog.com
本論に戻します。
前回は息子の高校受験までのお話をしました。 qye04202.hatenablog.com
ここに至るまでは紆余曲折の連続でした。
息子が本格的に受験準備を始めた頃には実家の都合で妻と娘は帰国していましたのでこの地で息子と2人で暮らしていました。
息子は異国の地での学校生活、受験勉強でのストレスがあったと思います。
受験は自分で言い出したことなので後に引けない、という思いもあったでしょうから、それもストレスになっていたのではないかと思います。
一方で、私も息子の勉強の進度が気になっていましたので、休憩と称してソファに寝転がってスマートフォンばかり見ている息子の姿を見てつい小言の一つも言いたくなる。言わないようにはしていましたがたまに言うとついでに言ってしまう。
取っ組み合いのケンカになったことも何度もあります。
息子は一緒に暮らしている期間、私のことは嫌いだったと思います。
男同士で腹を割って将来のことなどを語り合ういい機会だったのですが、なかなかそうはいきませんでした。
いつかは息子とそういう時間を持ちたいものだと思います。
何とか受験も終わり、帰国して入学するまでの期間、現地の学校に通い続けていました。
ところが3月初頭に居住国でもコロナ感染者が出て即座に現地の学校は閉鎖。
出国はすべて政府の許可制となることが即座に発表され、海外の各都市を結ぶ航空路線も順次削減され始めました。
もともと3月末には入学準備のため本帰国する予定でいたのですが、何となく不穏な空気を感じ大幅に帰国予定を繰り上げてフライトを手配、大急ぎで政府の出国許可申請。役所仕事ということもあってか時間かかりいろんなところにお願いしてようやく出国許可取得。
(案の定、息子がもともと帰国のために搭乗する予定だった便以降の日本行き便はしばらく運航休止になってしまいました)
バタバタの中で帰国準備をし日本行きの便に乗せ、空港まで見送りました。
ああ、やっと送り出した、と思ったときにふと気づきました。
一人になってしまった、と。
何だか心にぽっかり穴が開いたような気がして。
しばらく呆然と誰もいない深夜の空港に立ち尽くしていました。
ケンカはしても家族は家族なんですね。
次回以降も子供との関わりについて続けようと思います。
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