四十で惑わず、五十にして天命を知る

~海外在住 中小企業診断士&FP1級技能士MASAのブログ~

自分にとっての平成(5)

第47稿です。

少し投稿に間が空いてしまいました。

前回は平成に入って少しずつ世相が変わってきた様子を記しています。

qye04202.hatenablog.com

1995年に最初の会社に就職しました。

この年は1月に阪神淡路大震災、3月に地下鉄サリン事件、と不安な幕開けでした。

入社後しばらくして、新入社員研修(だったと思います)の最中に、「横浜駅で異臭騒ぎがありました」との社内放送がありました。

どういう主旨で放送が流れたのか思い出せませんが、地下鉄サリン事件の直後だったこともあり、世の中が非常に敏感になっていました。

同じ頃に新宿駅でも公衆トイレに有毒ガス発生装置が設置されていた、という事件もあり、化学テロの恐怖を身近に感じた社会人スタートでした。

化学品を使って社会を不安に陥れる行為が、ある宗教団体の仕業だとして、その団体の報道が盛んに取り上げられていたように思います。

経済面では、さかんに住専問題(住宅金融専門会社)が取り上げられていました。

当時は住宅ローンに特に関心もなく何のことかよくわからなかったのですが、連日大きく報道されていたので、バブル崩壊を実感していました。

いま思えば、バブル崩壊で地価が下落、住専不良債権が膨れ上がり金融不安を生んでいたというもので今までたまっていた問題が一気に噴き出した、という類の問題なのだろうと理解しています。

当時の生活の変化、という意味では急速なIT化、といったところでしょうか。

職場ではパソコンが1人1台支給され始めていました。

Windows95が出始めた頃でした。

モニター画面はブラウン管、今に比べて相当大きく、机の多くの部分を占めていました。 入社直後は社内連絡用の正式書類はすべて手書き、鉛筆で書いては上司に何度も直され、できたものを自分のハンコと上司のハンコで社内便で送り、なんてことをしていましたが、電子メール化したことで一気に仕事のやり方が変わりました

携帯電話も普及し始めていました。

当初は電卓と同じように、番号だけを表示する液晶画面を搭載するだけの、いまとは比べ物にならないくらいシンプルな代物でした。

一昔前は会社の重役が乗るような高級車の後席に自動車電話というのがあり、庶民には高嶺の花でしたが、それがいま手元にあっていつでも使える、というのはかなり隔世の感がありました。

政治の世界では、前年に自民党社会党という1955年以来の宿敵が手を組んで連立政権を樹立する、という新しい動きもありました。そして社会党の党首が首相を担うというのも新しかった記憶があります。

当時を思い出して書いていますので、事実の羅列みたいになってしまいましたが、それぞれが私の中ではまだ鮮明な記憶として脳裏にあることばかりです。

でも、いずれもいまの小中学校の教科書に出てくる歴史上の出来事となり、テストや受験用に覚えるべき題材になっているかと思うと不思議な気持ちがします。

その後も大きな事件があり、自分にとっての平成は時を重ねていきます。

次回もこの話を少し続けたいと思います。

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Photo by Andre Furtado on Pexels.com

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