自分にとっての平成(8)
第50稿です。
前稿まで平成元年(1989年)から平成11年(1999年)を見てきました。
過去の記事は以下の通りです。
自分にとっての平成 (1) - 四十で惑わず、五十にして天命を知る
自分にとっての平成 (2) - 四十で惑わず、五十にして天命を知る
自分にとっての平成 (3) - 四十で惑わず、五十にして天命を知る
自分にとっての平成 (4) - 四十で惑わず、五十にして天命を知る
自分にとっての平成(5) - 四十で惑わず、五十にして天命を知る
自分にとっての平成(6) - 四十で惑わず、五十にして天命を知る
自分にとっての平成(7) - 四十で惑わず、五十にして天命を知る
平成12年(2000年)以降は私が語らずとも記憶に新しい方も多いと思います。
すべてが同じ重みというわけではありませんが、印象に残っている出来事をあえて記載してみますと・・
2001年9月 米国同時多発テロ事件
世界中が衝撃を受けた事件だと思います。 確か日本時間の夜だったと思いますがテレビで見たとき映画の1シーンかと思うくらいリアリティを感じられなかったのを憶えています。 天災ではなく、すべて人が計画して起こしたこと、ということに別の怖さを感じます。
2002年9月 日朝首脳会談
これで拉致問題解決かと思えたのですがいまだにまだ未解決問題として我々の前に横たわっています。
2008年9月 リーマンブラザーズ破綻(いわゆるリーマンショック)
リーマンブラザーズのような大手でも破綻する、ということに改めて驚きを感じました。
解雇された社員が段ボールを抱えて本社を後にする様子は印象的かつ衝撃的でした。
日本中が変化を期待していたように思います。これまでの保守-革新の対立ではなく新しい軸の保守政権だったので、何かが変わるかもしれない、という期待がありましたが、いろんな要因あり残念ながらあまり成果が見えませんでした。
2011年3月 東日本大震災
多くの方がそうだったかもしれませんが、会社で勤務中に2回の大きな揺れに襲われました。 夜21時くらいに電車が動き始めて何とか帰宅できましたが、その日は会社に寝泊まりしていた人も多くいました。
その後、インターネットやテレビで東北では甚大な被害が出ていることを知り、津波によって多くの犠牲が出てしまったこと、ここで私が語るまでもないと思います。
津波の映像をテレビやYou Tubeで見るたびに自然の猛威の強大さに恐れおののくばかりです。
今までも歴史の教科書などで日本国内で起きた津波や地震など、自然災害のことについて触れる機会がありました。いずれも甚大な被害が出た、などの記載はありました。しかしながら実際にリアルタイムで報道などにより目の当たりにすると、一個人として、同時代を生きた人が同じ目に遭って苦痛を強いられていた、という現実は教科書の言葉とは違った大きな重みをもって感じられます。
ここ数回で自分の目で見た平成を振り返ってみました。
新しい時代の幕開けを感じた元年だったのですが、平成という時代は、多くの自然災害や大事件があり、概してつらい世の中だったようにも思います。
あるいは自分が大変な出来事しか記憶していないため大変という印象を持ってしまっているのかもしれません。
困難があるたびに人間は工夫して乗り越えてきたはずなので、今後も乗り越えられると信じていたいと思います。
次回は別の視点で話をしたいと思います。
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