ブルネイ~一夫多妻制
第69稿です。
前回はブルネイの概要をお話ししました。
この国はイスラムの教えを忠実に守っている国です。
イスラムで我々に馴染みのないこととして一夫多妻制があります。
1人の男性が4人まで妻と結婚することができる、というしくみです。
以前にドライバーに聞いた話。
複数の妻と結婚することはできるけれども、いずれの妻に対しも等しく愛情を注がなくてはいけない、ということだそうです。
具体的な行動の例としては、今週1週間は妻Aさんのところに行く、来週1週間は妻Bさんのところに行く、という形です。
そのドライバーはまだ40歳そこそこの年齢でしたが、妻が3人いると言っていました。
しかも3人目の妻とはこないだ結婚したばかり、と。
2人目以降の妻の場合は、まず最初の妻に引き合わせてお伺いを立てるそうです。
最初の妻は、2人目の妻候補の女性を見て、自分の夫にふさわしい女性かどうかを品定めをします。
そのお眼鏡に叶うと、晴れて結婚という運びになるそうです。
結婚の際には書面を交わすそうですが、そのときには最初の妻の同意を示す署名も必要だとのこと。
そして聞いてみると、彼のお父さんも4人の妻がいたそうです。
その結果か、彼の兄弟姉妹は、自分を入れて30人いると言う。
あまりの大所帯ぶりにびっくりしました。
いちばん上の兄は60歳超ですでに年金生活、いちばん下のきょうだいはまだ小学生という年齢の幅。
お母さんは4人いるので、1人のお母さんから7人くらいの子どもが生まれている、ということになります。
その多産ぶりもまた自分としては驚きでした。
もっとも、多くの家族を養うためには相当の財力がないといけないのも事実であって、このドライバーの家は事業家だと言っていましたので、相当の資産家だったのではないかと思います。
実際には妻は1人、ということが多いようです。
また、この国でも少子化が進んでいて、若い世代になると、子どもは多くても3人、という家庭も増えてきているとも聞きます。
家族もさることながら、ことあるごとに親族一同が集合する、というのも1つの特徴。
核家族化が進んだ日本から見ると、親族一同の繋がりがかなり濃いように見えます。
次回もしばらくこの国の様子についての話を続けたいと思います。
写真:ブルネイのモスク
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