四十で惑わず、五十にして天命を知る

~海外在住 中小企業診断士&FP1級技能士MASAのブログ~

試験の話~大学受験②

第94稿です。

前回は思うように勉強が進まないまま共通一次試験(現在の大学入試センター試験の前身)に突入したことをお話ししました。

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試験の最中のことは全く憶えていません。

マークシート方式だったので、翌日公表された解答をもとに自己採点しました。

確か学校でやったように記憶しています。

そのあと担任の先生に採点結果を提出し、それを見ながら出願校を決める、というシステムでした。

志望校を目指すには足切りには抵触しないレベルでしたが、合格水準とはいえない点数でした。

さらには普段の成績からして志望校合格は厳しいと担任の先生は思っていたようで(実際にそうでした)、志望校のランクを下げるようにしきりに勧められました。

確かに普段の模擬試験でもC判定とかD判定で常に合格圏外だったのでそう思われるのは無理もないことでした。

それでも自分の意思を通さないといけないような気がして、先生が止めるのを振り切って第1志望校に願書を出したように思います。合格する自信は全くなかったですが。

それから二次試験まで約1か月半。

机に向かっていても全く成果が出る手ごたえもなく、いたずらに時間を空費し、焦りを募らせるだけの日々。

試験当日は地元から父親の運転するクルマで移動すること4時間、目的都市に前泊。

翌日の試験会場では頭の中が真っ白だったことをいまでも鮮明に憶えています。

とにかく何を訊かれていてもその解答が自信をもって出てこない。

完全に準備不足でした。

もともと実力がない上に試験会場の独特な雰囲気に呑まれて、完全にパニックになっていました。

数学の試験は解答冊子になっていて、見開き2頁に大問の解答を、思考過程とともに記述する形式でした。

そこであろうことか解答欄を間違えるということをしてしまいました。

つまり、大問2の解答を大問3のところに記述し、大問3の解答を大問2のところに記述してしまったのです。

それに気づいたのは試験終了10分前

いまさら長々と書いた解答を入れ替えることができるわけもなく、解答冊子に書いてある2⃣、3⃣の文字を二重線を引いて無理やり訂正し提出。

そのままゲームセット。

放心状態で試験会場から出てきて外で待っていた父親に「どうだった?」と聞かれても話をする気になれず、そのままクルマに乗り込み憂鬱な気持ちで帰途に就きました。

合格発表は1週間後くらいだったでしょうか。明確には憶えていません。

父親の運転するクルマに乗り再度片道4時間かけて合格者掲示板を見に行きました。

自分の番号はありませんでした。

父が傍らで「なかったな・・」とボソッと言ったのが印象的でした。

父は高卒でしたが彼なりに息子に期待するところがあったのかもしれません。

こうして1年目の大学受験は幕を閉じました。

次回は2年目の挑戦についてお話ししたいと思います。

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