四十で惑わず、五十にして天命を知る

~海外在住 中小企業診断士&FP1級技能士MASAのブログ~

試験の話~大学受験③

第95稿です。

前回は志望校に不合格だったことをお話ししました。

qye04202.hatenablog.com

地方にいましたし、浪人生のための塾の情報もなく、2年目の受験生活は自宅から通える近くの予備校に通うことにしました。

これは地元の私立学校が設置した浪人生のための予備校で、私の出身高校を退職された先生方が多く勤務されていました。

高校のようにクラスが分かれていましたが、クラス構成員の年齢はまちまち(1浪、2浪・・・5浪と受験歴が異なる人がたくさんいました)、出身校は様々、そして予備校なので高校のようにクラス単位でのイベントも特になかったので、一体感もなく、クラス内で口を利いたことのない人が殆ど、という独特の雰囲気でした。

都会の予備校は行ったことないのでわかりませんが予備校とはこんなものなのでしょうか。

カリキュラムに沿って各科目の授業がありました。細かいことは忘れましたがかなり基礎的なところからやったように思います。

自分の中では一度不合格になった、という実績がありましたので、1年目と同じようにやっていては合格はおぼつかない、という思いがありました。

その1年目の失敗の原因は、基礎をおろそかにして、いきなり応用的なことに取り組もうとしたこと、その結果、出くわす問題のいずれにもうまく対処できず、焦りが高まってしまったこと、と分析していました。

そこで、最初のうちは、基礎的で明らかにわかると思える問題にも真面目に丁寧に取り組むことに決めました。

わかる問題を丁寧に確実にこなしているうちに小さい成功体験が積み重なり、だんだん心に余裕が生まれてくるのを感じました。その余裕をもとにレベルアップを繰り返し、少しずつ応用的な問題にも対処できるようになってきました。

英語についてはIntensive Trainingといって150語くらいの短文を速読して大意を掴む訓練をする授業がありました。

よーい、どん、で与えられた短文を黙読、その内容の正誤問題を解く、という内容だったと思います。

隣に座っていた人が相当速読の名手でした。

一度も話したことはなかったですが、常に内心闘争心を燃やしていました。

いつも読むスピードで負けていて悔しい思いばかりしましたが、そのお陰で速読のいい訓練になったと思います。

こういう地味な取り組みをするうちに少しずつ力もついてきている実感が持てるようになりました。

私自身は要領よく素早く身につけるほうではないので、こういう亀の歩みのようなやり方のほうが性に合っていたのかもしれません。

ようやく少しずつ志望する学校が射程に入り始めてきました。

次回は2年目の受験生活後半についてお話ししたいと思います。

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Photo by Jess Bailey Designs on Pexels.com

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