学生時代-自由とはなに?①
第98稿です。
今回からしばらく学生時代のことをお話ししようと思います。
これをテーマとして選定するまでには少し葛藤がありました。
何者でもない個人である私が、学生時代のことをお話しすることが読者にとって意味があることなのか、と。
それでも、自由の持つ重みを感じ続けていた時期のことを思い返すことは、実は同じようなことで悩んでいる人の参考になるかもしれない、とも思い直しました。
しばらく振り返ってみることにします。
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1浪の末に志望する大学に合格することができました。
以下は前回の記事です。
学校から自転車で10分くらいのところに居を定めて、一人暮らしを始めました。
6畳一間、キッチンとトイレ共同、バスルームなし、のアパート。家賃は月2万円くらいだったと思います。
部屋にエアコンもないコンクリートの建物だったので、夏の暑い時期はどうしていたのか、と思うのですが残念ながら全く憶えていません。
初めての一人暮らしでした。
ときは平成元年。
平成とともに学生生活をスタートしました。
(以下リンク過去記事で平成時代を概観しています。)
親元から離れて自由でした。
両親はあまりうるさく言うほうではなかったですが、それでも家の中に誰かの目があるのとないのとでは大違い。
最初のうちは大きな解放感を感じていました。
工学部機械工学科(当時)という学科に入学したのですが、1年生、2年生(関西では1回生、2回生と呼んでいました)のうちは一般教養課程で学科には直接関係のない一般教養を学び、3年生以降に機械工学に関する専門科目を履修、4年生で研究室配属、その後は就職あるいは大学院に至る、というのが一般的なコースでした。
一般教養課程では、英語や第二外国語などわずかな科目を除いて必修科目は皆無でした。
この講義は単位が取りやすい、とか教授が厳しい、とか、学内にはいろんな情報が飛び交っていました。
そういう単位取得難易度も参考にしつつ(というよりも振り回されながら)、自分の興味のほども加味しながら選択科目を決めていきました。
中には「私は体が弱い、単位はあげますから私の講義には出ないでください」と最初の授業でおっしゃる教授もいて、何のための教育機関か、という疑念を感じる場面もありましたが。
学校側は学生の行動を特に制約するわけでもないので、講義に出ないでアルバイトに精を出すのも自由、講義に真面目に出るのも自由、すべてが学生にお任せ、自由でした。
いろんなことができる(はず)という思いで大学に通い始めたものの、あまりの選択肢の多さに右往左往していました。
結局自分は本当に何をやりたいのかよくわからないまま時間ばかりが経過していたようにも思います。
そんな中でも、勉強以外の活動もしたいな、とも思っていました。
高校時代に、友人が一人で隣県まで一人旅をしていたという話を聞いていて、なんかロマンあるなとうらやましく思っていましたのがずっと頭から離れず、サイクリング部という部を見つけたとき、迷わず入部することにしました。
次回以降もしばらく学生時代の話を続けます。
参考になったら投票いただけると助かります。
読者の皆さんの反応を今後提供する記事の参考にしたいと思います。
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