四十で惑わず、五十にして天命を知る

~海外在住 中小企業診断士&FP1級技能士MASAのブログ~

学生時代~北海道ツーリング①

第107稿です。

サイクリストからライダーに転向しました。

機械屋としてバイクが好きだったというよりも、旅の手段を変えたという感覚でした。

前々回、前回の投稿は以下の通りです。

qye04202.hatenablog.com

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どうしてもバイクで走ってみたかったのが北海道でした。

自転車でも2度ほど走ったことがあります。

最初は青森から青函連絡船で函館に渡り、洞爺湖支笏湖あたりの道南を中心に有志とともに巡りました。

2度目は道北でした。4人くらいでサロベツ原野や稚内の周辺を走り、フェリーで利尻島に渡り自転車を置いて利尻山利尻富士)に登りました。

いずれも天候にも恵まれたこともあり、絶景を目の当たりにして感動の連続ではありました(特に利尻富士から見る360度の光景は絶景でした。同行者と抱き合って感動していたように思います)が、自転車での移動だったので多くても1日100kmくらいが限界で物足りなく思っていました。

バイクという足を手に入れたので、その雪辱(?)を果たすべく(別に何かに負けたわけではないですが)、北海道行きを決行することにしました。

ある年の夏休みに大学の研究室にも休むことを伝え、定期的にやっていた牛乳配達とレストランのアルバイトを1か月休ませて貰うことにしました。

夏の日の昼下がりに出発、舞鶴港まで夕方までかけて自走し、そのままカーフェリーに乗り込み小樽に渡りました。

出発したときには特に明確な行き先も決めていませんでした

一人用のテントを持ち歩いていましたし、キャンプ場も至るところにありました。また北海道はライダーハウスというライダー用の格安の簡易宿泊所もたくさんあったので、泊まる場所には困りませんでした。

ただキャンプ場のほうが安かったし(1泊100円~300円くらい)気楽だったのでテントを張ることのほうが多かったように思います。

北海道にいた1か月間、ほぼ全行程で天候に恵まれたのは幸運でした。

これが20数年経過したいまでもそれぞれの景色を憶えていて、北海道ツーリングにまた行きたいと思う大きな要因になっています。

1日の走行距離はだいたい300kmくらい。

朝は日の出とともに起床してそのまま朝食の支度(火器や食器もすべて持ち込んでいたので基本的には自炊でした)、コーヒーを飲みながら地図を広げて今日のコースを考えるのが至福のときでした。

出発後はコースにとらわれることなく途中で興味のある場所を見つけては寄り道をしながら走行。

ライダーやサイクリストはすれ違うと必ず互いに合図をし合うのが北海道での不文律となっていました。

知らない人同士ではありますが、互いに繋がっているような気がしてとても清々(すがすが)しい気持ちになっていたのをいまも思い出します。

(本州側ではあまりそういう習慣はなかったです)

そのころ東京・永田町では戦後初の非自民政権である細川内閣が誕生していました。

日本最北端の宗谷岬で休憩しているときに、売店の拡声器から流れてくるラジオニュースで知りました。

時代が変わりつつあることを示唆しているような気がして、強烈に憶えています。

次回もしばらくこのツーリングの話を続けます。

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写真:北海道の一直線道路

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