四十で惑わず、五十にして天命を知る

~海外在住 中小企業診断士&FP1級技能士MASAのブログ~

学生時代~学問の話も②

第111稿です。

大学に入って訳も分からないなりに興味の赴くままいろんな学問をかじっていました。

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前回触れた美学、哲学、文化人類学などに加えて、文学や法律系や経済系の科目も取っていたように思いますが、少し講義に出てはすぐに断念しました。あまりにも退屈だったからです。講義のせいというよりもこちら側の学ぶ姿勢のせいだったとは思います。

それでも単位が取れたのは先輩たちから脈々と引き継がれた定期試験前の試験対策プリントのお陰でした。 でもいまに至っても何も残っていないのは本当に残念なことです。

それなりの経験を経てきたいまこれらの講義を聞いたらいろんな気づきが得られたのではないかと思います。

結局、教養課程でこれといった成果を得られた実感もなく専門課程に進みました。

機械工学科だったので、物理系の科目が多かったです。

材料力学、弾性力学、塑性力学、流体力学、熱力学、など。

なかなか歯ごたえのある科目ばかりでした。これらのいくつかは必修だったし、のちの大学院入試出題科目だったので割と真面目に勉強していたと思います。

機械材料学という機械に使われる材料についての知識系の科目もありました。最近の15年くらいは鉄鋼に関する仕事をしていることもあって、教科書はいまでも重宝しています。試験では結局点数足らず単位は取れなかったように思いますが。。

工業数学という科目もありましたが、複素平面とか何だか訳の分からない概念が出てきてそれが工業の数学と一体どう繋がるのか全くわからず、こちらはついていけずに脱落しました。

このような理論系の科目のほかは、機械製作実習、機械設計演習、計算機実習といった実技系の科目もありました。

機械製作実習というのは、学科の建物に隣接されている工場で実際に機械加工を実施するという実学でした。

旋盤、ボール盤、フライス盤、といった加工工場にならどこでもある設備を実際に扱ってみるという体験は、当時はあまり面白いと感じませんでしたが、のちに仕事をする上で非常に役立った体験だったと思います。

機械設計演習は、飛行機のジェットエンジンの設計図をルールに基づいて製図するというもので、昔ながらの製図版に向かって図面を書く作業は楽しかったです。数年前に「風立ちぬ」というアニメがありましたが、その主人公がゼロ戦を設計する場面が出てきました。機械設計演習はまさにあのような空間で学生が一心不乱に製図に取り組んでいた記憶があります。

計算機実習とはなかなか古めかしい言い方ですが、要はいまで言うところのプログラミング実習です。

FORTRANという言語を使ってプログラミングをし、ジェットエンジンの出力をシミュレーションする実習でした。自分のプログラムがうまく動いてグラフを描いてくれたときは歓喜しました。

とりとめもなく専門課程の様子をお話ししました。

いまは当時から比べるとさらに技術が進化していて高度な教育が施されているのかもしれません。

次回もしばらく学問の話を続けます。

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Photo by Anamul Rezwan on Pexels.com

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これまで複数の中小企業診断士仲間のブログを紹介していたのですが、中小企業診断士二次試験が今度の日曜日に迫っていることもあり、試験対策系のサイトの紹介はしばらく見合わせ、以下のみご紹介させて頂きます。

いつも知識をアップデートするのに参考にさせて貰っているサイトです。

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ひでのつぶやきブログ-中小企業診断士と社労士のダブル資格をもつ筆者が、わかりやすい言葉でいろんな制度を中心に解説しています。中小企業診断士と社労士という2つの専門家の視点からの解説は勉強になります。

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