四十で惑わず、五十にして天命を知る

~海外在住 中小企業診断士&FP1級技能士MASAのブログ~

学生時代~学問の話も③

第112稿です。

前回は機械工学科の専門課程の話をしました。

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教養課程の美学や哲学に比べると専門課程の工学関係の科目は実際に工業技術に活用されている学問だったので役に立っている感覚はありましたし、将来的にも実際にすぐに役に立ちそうな気がしていました。

それにしても、3力学と呼ばれていた材料力学、流体力学、熱力学は、難しい理論が多く難渋しました。

4年生になると研究室に配属されます。

その決め方は原始的でした。それぞれに定員があるので、希望が多いところはじゃんけんでした。

自分は文系脳だと思っていて高校時代は文系に進もうと考えていたくらいではありましたが(以下の過去記事ご参照)、その一方で、小さいときからクルマが好きで、いつかクルマを設計する人になれたらいいな、という思いもありました。

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ちょうど大学に通っているその頃、日産がスカイラインGT-Rを復活させたこともあり(R32 GT-Rと呼んでいました)、一目で魅了されました。特にスカイラインの象徴である4つの丸目テールライトこの上もなく格好よく見えました。

機械工学科に進んだ以上はこういう世界に飛び込んでみたいという思いもありました。

クルマと言えばエンジン、つまり内燃機関です。

というわけで第1希望は内燃機関を取り扱う研究室を希望しました。燃焼工学研究室という名前だったように思います。

おそらく人気が高かったのだと思います。

複数人でじゃんけんをしたおぼえがあります。

負けてしまいました。

でも、それも定めだと受け止めてほかのことをやろう、みたいな殊勝な考えが頭をよぎったことを思い出します。

第2希望は生体機構を研究する研究室でした。

人間の体の関節における潤滑機構を研究していて、機械工学科に属していながら、学科の中でも唯一医学部と共同研究をしていました。いま思えば学部や学科の垣根を乗り越えて研究をしていたかなり先進的な研究室だったのではないかと思います。

そこに配属されることが決まり、股関節の潤滑に関する研究を始めることになりました。

学術用語で言うと、トライボロジーという学域になります。

あまり熱心な学生だったとは言えませんが、次回はその研究室での様子をお話ししてみようと思っています。

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写真はR34 GT-Rです。出典:日産自動車サイト

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読者の皆さんの反応を今後提供する記事の参考にしたいと思います。

これまで複数の中小企業診断士仲間のブログを紹介していたのですが、中小企業診断士二次試験が明日に迫っていることもあり、試験対策系のサイトの紹介はしばらく見合わせ、以下のみご紹介させて頂きます。

いつも知識をアップデートするのに参考にさせて貰っているサイトです。

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ひでのつぶやきブログ-中小企業診断士と社労士のダブル資格をもつ筆者が、わかりやすい言葉でいろんな制度を中心に解説しています。中小企業診断士と社労士という2つの専門家の視点からの解説は勉強になります。

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