学生時代~アルバイト①
第120稿です。
前稿までは学生の本分である学問を修めるという側面でのお話でした。
その後の就職活動について触れようと思ったのですが、本職に就くまでにやってきた学生時代のアルバイトについて触れておきたいと思います。
いまはアルバイト探しもネットになっているのでしょうが、当時は次のような選択肢がありました。
①アルバイト紹介の専門施設に登録する
②アルバイト専門の情報誌で応募する
③クラブ活動の仲間など人づてに見つける
④店頭などの「アルバイト募集」の貼り紙を見て応募する
⑤駅などの掲示板に「○○やります。電話XXX-XXXX」などと記載して申し込みを待つ(家庭教師など)
結局①~⑤までの全部をやりました。
特に①は暇を見つけては頻繁に通っていました。
ここでの紹介は日雇い、あるいは半日だけといった単発のアルバイトが殆どで、時給がいいアルバイトは争奪戦でした。 希望者の中から施設側で抽選して決めていたように思います。
この施設はいつも学生でごった返していました。(いまはもう閉鎖されたと聞きました)大学4年くらいまではバブル経済の余韻がありましたので、求人もそれなりにあったのだと思います。
自分がやった日雇いの仕事は引っ越しの手伝い、工務店の作業補助、花屋の店頭での植木の販売手伝い、コンビニ弁当製造ライン補助、などでした。
引っ越しの手伝いはなかなか体力的にハードでした。
花屋の仕事は、ミスするとすぐに「ばかやろう」と怒鳴る店主との掛け合いが面白かったですね。根は悪い人ではないことはわかっていたので苦笑しながら店主の言うようにやれば飛ぶように植木が売れていったのが楽しかった思い出があります。
2-3日単位のアルバイトだと、工場での夜勤が多かったですね。大手製パン工場での菓子パン製造ラインで防塵服を着て3晩の徹夜勤務や、近隣県まで遠出して自動車部品工場での3晩連続での工場徹夜勤務などがありました。
菓子パン製造ラインの夜勤は何時間かに1度与えられる休憩では、休憩所に置いてある菓子パンが食べ放題であったのが貧乏学生としてはありがたかったです。
単純作業から力作業、少し工夫が必要な店頭仕事まで、いろんなことをやったと思います。
いずれも単発でしたので責任が発生するわけでもなく、非常に気楽な立場だったと思います。
当時自分がアルバイトを選ぶ基準は、どのアルバイトがもっとも割がいいか、という程度の単純なものでした。したがって、それぞれの仕事に対する自分の人生における意味付けも特にできておらず、こういう経験もしたなあ、という程度にしかなっていないのは改めてとても残念です。自分のその後のキャリアを考えたとき(当時全くそんなことを考える頭はありませんでしたが)はもっと考えて仕事選びをすればよかったのかもしれません。
それでも、世の中にはいろんな仕事があるな、と改めて知りましたし、仕事を単純作業にまで落とし込むことができれば、自分のような何の知見もスキルもない学生アルバイトでもアウトプットを出すことができることを肌身で感じられたのは自分の人生における収穫だったのかもしれません。
しばらくアルバイトの話を続けます。
Photo by Alina Vilchenko on Pexels.com
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