学生時代~アルバイト③
第122稿です。
前稿で学校近くの洋食レストランでアルバイトし始めたことをお話ししました。
飲食業で働くのも、接客するのも、そして芸術や美を愛する人たちと交わるのも初めて。
当初から自分の中では違和感ばかりでした。
正直なところ、最初は居心地があまりよくありませんでした。でも結果的にはそこで数年働くことになりましたので、わからないものです。
仕事は3種類ありました。
接客を担当するホール係、厨房での皿洗い、厨房で料理の下準備を行う調理補助、です。
ホールは女性が殆どだったのですが、私はなぜか最初にホール係をあてがわれ接客をしていました。
最初は同じシフトに入ったアルバイトの女性(同様に学生でした)にいろいろ教わりながら仕事を覚えていきました。
これまで一度もそういう仕事をしたことはなかったのですが、お客さんに愛想よく接し店の雰囲気作りに多少でも貢献する、というのも悪くないな、と思っていました。自分に合っているとは全く思いませんでしたが新鮮で楽しかったですね。
ホールのシフトに入るのは殆どが女性だったので、女性ながらではの調度類や花の飾りつけ、そういうちょっとした細やかな心遣いが、およそそういうものを全く持ち合わせていなかった自分にとっては新鮮な発見でした。だからといって自分ができるようにはなりませんでしたが。
いろんなお客さんに接しました。
カップルで来ていたお客さんで、彼女のほうの料理が先にできて、彼のほうの料理は彼女が食べ終わった頃に出したことがありました。
そのときは彼から猛烈にクレームされました。こちらとしてはただ平謝りするしかなかったですが。 そのお客さんは憤然とお金だけ投げつけて帰って行かれました。
こういうときにも怖気(おじけ)づくことなく冷静に対処しないといけないな、と感じました。
あるときはその筋と思われる4人組の方を接客したこともありました。割と声も大きめだし皆さん大柄なので非常に目立っていました。ホール係としては、ほかのお客さんへの影響も考えながら注意深く接客していたことを憶えています。水一つ出すのも緊張するし、料理に何か言われたらどうしよう、とドキドキするし、心臓が縮む思いでした。幸いにして特に何のトラブルもありませんでしたがあのときは肝を冷やしました。
有名人が来られたこともありました。その方はマスターのかねてからの知り合いだったようです。店が番組で取り上げられるということで撮影クルーも来てたくさん撮影して帰っていったのですが、後日期待しながら該当の番組を見たらなぜかすべてカットされていた、というオチもありましたが。
いまこうして思い出せばいろんなことがあったな、と思います。
長くなってしまったので続きは次回に譲ります。
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