四十で惑わず、五十にして天命を知る

~海外在住 中小企業診断士&FP1級技能士MASAのブログ~

試験の話~FP技能士③

第133稿です。

前稿ではFP1級取得に向けて勉強を始めた話をしました。

qye04202.hatenablog.com

この試験は学科試験と実技試験に分かれていて、学科試験を通過するか、CFP試験を合格しないと実技試験を受けられなかったので学科試験は実質的な一次試験みたいなものでした。

これがなかなか自分にとっては難関でした。

自分が受け始めた頃からの合格率推移は以下のようになっていて、学科試験が比較的合格率の低い試験でした。

f:id:QYE04202:20201129062625j:plain

試験は午前中に基礎編というマークシート形式、午後は応用編という記述式という構成でした。

それぞれが100点ずつの配点、トータルで200点満点で、総合で6割、つまり120点を取れば合格でした。

実は午前中の基礎編が曲者

マークシート50問の選択式問題なのですが、かなり細かい知識を求められていました。

そしてほかの資格試験であればある程度過去問で対処もできるのだろうと思いますが、参考書や過去問に出ている論点がそのまま出るというわけでもなく、毎回新しい論点が多く出題されていました。

イメージ的には過去問をやっていても正解を導けるのは3割、といった感じだったように思います。

そういうややこしい試験だったので、模擬試験のようなものも皆無、通信講座もやっていましたが、それをやったからといって合格できるかも自信なく、暗中模索で勉強していたような感じでした。

合格した後で考えてみれば、何も重箱の隅をつつくような問題にまで時間を割いて勉強することはなかった、というのが反省だったのですが、そういうノウハウを教えてくれる講座もなく、勉強仲間もいなかったので、五里霧中で勉強をしていました

そんな試験だったらやめればいいのに、と自分の中で別の自分がささやいていたのですが、この山を乗り越えないと新しいステージが開けないような気がしていて、ただただひたすら過去問に取り組んでいました。

それでも学習に時間をかけた割には成績は伸びず、不合格だった試験における基礎編の点数は100点満点のうちいずれも30点~40点の間だったと思います。

結局選択肢を前にしても正解を絞り込めるだけの確かな知識がなく、結果的に多くの設問をあてずっぽうにマークしていました。

4択なのであてずっぽうでも正解を得る確率は約25%なので、ほとんど実力はついていなかったことがわかります。

そして有効な対策も打てずどんどん合格が遠ざかる思いを感じる中で、息子が中学受験の時期を迎えました。

そちらのテコ入れを本格化する必要もあり、少しの間この試験への挑戦を休止することになりました。

でも実はなかなか合格できずいらだっていたのが実のところかもしれません。。

次回はそんな中でどう合格に近づけたのか、お話をしたいと思います。

f:id:QYE04202:20201129060955j:plain

Photo by Kaboompics .com on Pexels.com

参考になったら投票いただけると助かります。

読者の皆さんの反応を今後提供する記事の参考にしたいと思います。

本論とは離れますが、中小企業診断士仲間が面白くためになるブログを書いていますのでご紹介します。

www.shindanshi-kenken.com中小企業診断士けんけんの部屋-中小企業診断士試験の筆者自身の受験経験からくるノウハウを余すことなく伝えています。最近は試験から少し離れて、筆者が実務上経験した話や中小企業診断士としての最近の雑感などを紹介していて非常に興味深いです。

hide-syaroushi-shinndannshi.hatenablog.comひでのつぶやきブログ-中小企業診断士と社労士のダブル資格をもつ筆者が、わかりやすい言葉でいろんな制度を中心に解説しています。中小企業診断士と社労士という2つの専門家の視点からの制度解説は勉強になります。

www.shindanshi-shinblog.com中小企業診断士shinblog-中小企業診断士試験を受験する人に向けて分かりやすくポイントを解説しています。中小企業診断士試験が先日終了しましたが、直近では今年行われた二次試験のわかりやすい分析がなされています。

PVアクセスランキング にほんブログ村