試験の話~中小企業診断士⑩~口述試験
第146稿です。
前回はようやく中小企業診断士の2次筆記試験にようやく合格した話をしました。
そしてその合格発表を機内で確認したときの話は以前に以下でお話ししました。
2次筆記試験を通過すると2次口述試験というものがあります。
合格率は例年99%超なので、きちんと会場に赴き、面接試験を受ければ合格すると思われます。
昨年の今ごろは私も一時帰国し受験しました。
口述試験の受験票を見て、ようやくここまで来たか、と感慨深いものがありました。
試験開始時間は10時36分、というキリのよくない時間、面接会場はある大学でした。
面接は、広い部屋に2つの面接官がいて、私は1人で対応する、という形でした。
この試験は、それに先だって行われた2次筆記試験の事例文に出てきた内容を基に質問されるというものでしたので、筆記試験に出てきた事例文の中の企業の特徴などはきちんと頭に入れておく必要がありました。
こう聞かれたらこう答える、といった準備はある程度していたつもりでしたが、さすがに面と向かって聞かれると緊張するものです。
質問は4つあったと思います。
そのうちの2つしか覚えていないのですが、次のような質問だったと思います。
C社について、X社との取引は繰り返し生産ですが、何に留意するべきですか?
D社が原価率を下げたい場合はどうすればいいですか?
それに対してどういう回答をしたのか、実は明確には記憶していないのですが、知っている知識を繋ぎ合わせて答えていたように思います。
きちんと筋道立てて答えた実感もないままあっという間に試験は終わりました。
そして翌日の朝に再度赴任地に戻りました。
その数日後に晴れて合格の通知を郵送で受け取りました。
口述試験ののちに、自分の筆記試験での得点を開示請求することができます。
結果は、事例Ⅰ 62点 事例Ⅱ 59点 事例Ⅲ 57点 事例Ⅳ 66点 計244点 でした。
合格点は240点ですので、まさにギリギリで合格した、ということになります。
長かったこの試験への取り組みはこれでやっと終了しました。
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