中小企業診断士~資格取得まで①
第148稿です。
前回までは中小企業診断士試験合格までの話をしました。
試験に合格したといってもまだ何も知らない状態。何か活動の取っ掛かりを得る必要性を感じていました。そのためのスキルアップの必要性を感じていました。
海外にいて、実際の日本の中小企業診断の現場からは離れたところにいましたので、自分で何もしなかったら何も起きないまま時だけが過ぎることを危惧していました。
口述試験で一時帰国した際に先輩診断士に相談しました。
そしたら、「取材の学校」というのがあるよ、と言う。
その方も3年ほど前に受講して非常によかった、とおっしゃっていました。
受講料かかるけどその後に案件も来るからすぐ元とれるよ、とも。
中小企業診断士としての力を磨くには「取材力」を培うのがいちばん、というのが講座の発想。
以下はこの講座を主宰されている方のコメントです。
(ホームページからの引用)
「取材」は、単に人の話を聞くだけではありません。そこには、様々なスキルが必要になってきます。
■取材先の環境および置かれている状況等を調査・分析する「診断力」
■「何を」「どのような順番で」「どのような方法で」話すかといった「話す力(質問力)」
■1時間から1時間半という短時間で、相手の本音を引き出す「聴く力」
■どのような構成で、どのような表現方法で書くかといった「書く力」
■想定しない返答や状況に対応する「現場対応力」
このように、「取材力」を磨くことで、中小企業診断士に必要とされる「診断力」「話す力(質問力)」「聴く力」「書く力」「現場対応力」といった様々なスキルを身につけることができます。
内容や効用はよくわかったのですが、海外から、ということでさすがに受講は難しいかな、と思っていました。
ところが動画視聴というやり方もある、という。
早めに受講申し込みをすればこの講座を主宰している会社の経営診断に従事をすることもできる、という。
つまり実務従事をすることもできる、ということです。
その結果として実務ポイントも取得できる、ということになります。
とにかく何かを始めたい、という思いが強く、即申し込みました。
2019年の大晦日でした。
2020年元旦には返信が来たのは驚きました。
2020年年明けすぐには主宰者へのヒアリング、グループでの経営診断準備(これはかなり回数を重ねました)、そして経営診断発表会、と講座が始まる4月までにすでにかなり密度の濃い活動が始まっていました。
グループでの打合せは常にZOOM。
ここでは来たるオンライン時代を予見するかのように、ZOOMを駆使して打合せを頻繁にやっていました。
このお陰で海外にいながらでも企業診断に立ち会うことができるのかもしれない、と思い始めました。
2月終わり頃からは新型コロナウイルス感染が日本国内で広がり始め、3密状態は避けるべし、という風潮が高まっていきました。
そして、異例中の異例だと思いますが、いままでリアル開催を続けてきた本講座は、2020年は100%オンラインに切り替わることになりました。
そして4月に開講しました。
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