中小企業診断士~遠隔地から何ができるか②
第152稿です。
年末に「遠隔地から何ができるか➀」としてオンラインでできるようになったと感じることを並べてみました。
でもオンラインではできるかどうかわからないと思うこともいくつかあります。
たとえば・・・
➀関係性の維持
いままでリアルで培ってきた関係性がオンラインで維持し続けられるのかはまだわかりません。
現時点で業務以外に自分が参加しているイベント、打合せはほぼ100%オンラインです。他の参加者も等しくオンラインなので、互いに差異はなく、オンライン上で頻繁に顔を合わせることであまりコミュニケーションに断絶を感じることはありません。但し、もしリアル参加との比較をすれば、距離感の違いから、リアルと同じような関係性の維持ができるのか未知数です。(なんとなくできるような気もしますが)
②ニュアンスの伝達
ZOOM画面をスクリーンに投影していると、つい自分が話しかけたい人の画像に目線が行ってしまいます。
目線はカメラを向いていないので、話者同士が互いに視線を合わせることはまずないのではないかと思います。 その結果、微妙なニュアンスや言葉の裏の想いは感じ取りにくくなっているかもしれないと思います。相手の気持ちなどを視線やしぐさで読み取るということも難しくなっているかもしれません。
オンラインで参加するたびに、いままでのリアルコミュニケーションと比較しているから思うことであって、これからオンラインしか経験したことがない人が出てくれば、何の違和感もない世界なのかもしれません。
いまの自分の課題は、日本中心のコミュニケーションからの脱却です。
中小企業診断士が日本の資格であることもあって、これまでのオンライン接続は自分のいる場所と日本とをつなぐコミュニケーションがほぼ100%となっています。(そしてZOOMでのオンライン会議は中小企業診断士関連が圧倒的に多いです)
ときには接続先が他の諸国であることもありますが、接続して同席するのは常に駐在員など、日本の国籍をもった皆さんです。オンラインに場所を移して日本のコミュニティを作っていることになります。
オンラインで世界中と繋がれるはずなので、実際に行動してみることで新しい世界が拓けるかもしれないとも思います。
こういうところからStep out beyond my comfortable zone(自分の快適ゾーンからの脱却)を実践しなければ、と思います。
Photo by Sebastian Voortman on Pexels.com
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