学生時代~トラベラー
第106稿です。
サイクリストからライダーに転向しました。
サイクリストからすると背任行為(?)だったかもしれません。
自分としては、ライダーになった、というよりも一人のトラベラーとして、移動の手段が変わって、自転車からバイクになった、というだけに過ぎないと思っています。
当時は、関西地方とか中部地方など、地方別に編集された1枚ものの大判地図のシリーズがあったのですが、書店でそれを買い揃えて、地図を広げながら今度の週末はどこに行こうか、と考えるのがとても楽しかったですね。
また、大手出版社がツーリングマップというライダー専用の地図を出版していました。
サイクリスト時代から使っていたのですが、路面状況や見える景色など、地図上にほしい情報が詳細に書かれていて、それを眺めながらツーリングの場面を想像するのも楽しかったです。
特に自転車と違って高速道路を使えることもあり、1日に走れる距離はそんなに気にしなくてもよかったので、(自転車だと1日に走れる距離はアップダウンを考えると最大でも70-100kmくらいだったと思います)妄想はどんどん広がっていきました。
自走でいろんなところに行ける、というのはそれだけで心を掻き立てるものがありました。
当時はガソリンも安かったし、もともとバイクは燃費もクルマと違って格段に良かったので、費用をそんなに気にせず遠出をできるのもよかったです。
とはいっても自転車とは違って、特にワインディングロードなどではそれなりにスムーズに操る技巧も必要でした。
同じようにバイク乗りだった研究室の友人に、時間があるたびに近場の山道で、コースの取り方、アクセルワークの仕方などをいろいろ手ほどきを受けていました。
選んだ中古バイクが良かったのか、割とスムーズに技巧を習得し、ほどなくしてそれなりに乗りこなしていたと思います。
それでも先輩とツーリングに出かけたときに、コース取りやアクセルワークが悪いとどやされたりして落ち込むこともありましたが。
実際の行程では、日帰りだと峠を越えて隣県まで少し足を伸ばす程度、長い休みが取れるときには住んでいた関西から信州方面まで何泊か出かけることもありました。
純粋に知らない景色を見に行くということはそれだけで心が揺さぶられるものがありましたし、何度も行っている場所でも、季節や時間帯、天候などによっても見せる表情が違っているのを肌で感じるのもまた楽しいことでした。
いまから考えるとこの活動を通じて特に何の生産もしておらず、世の中に何の価値を提供していないことに唖然としますが、自分に対するインプットの時期だったと肯定的に捉えるようにしています。
次回はソロで出かけた北海道ツーリングについて触れようと思います。
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