四十で惑わず、五十にして天命を知る

~海外在住 中小企業診断士&FP1級技能士MASAのブログ~

2020-07-01から1ヶ月間の記事一覧

1人の日本人として海外を見る~中国(2)~

第53稿です。 1990年代前半に中国を一人旅した話の続きです。 前稿は以下です。 qye04202.hatenablog.com 現金が少なくなってきたので街中のATMで現金を下したように思います。 下ろした現金をジーンズの前ポケットに裸銭でねじ込み銀行を出ました。 ふとア…

1人の日本人として海外を見る~中国(1)~

第52稿です。 前回から自分と海外との接点について話そうとしています。 qye04202.hatenablog.com 海外といってもいまや日本人にとって珍しくもなんともない時代になりましたが、それでも自分という一人の日本人から見た海外という視点は一つしかないので感…

1人の日本人として海外を見る~はじめに~

第51稿です。 今回から海外という切り口でお話ししたいと思います。 地方に生まれ、地方で育ち、ずっと海外とは縁のない生活をしていました。 中学校から学校の授業で英語を学び始めましたが、当時は外国語は教科書の中だけの世界でした。 初めて身近に外国…

自分にとっての平成(8)

第50稿です。 前稿まで平成元年(1989年)から平成11年(1999年)を見てきました。 過去の記事は以下の通りです。 自分にとっての平成 (1) - 四十で惑わず、五十にして天命を知る 自分にとっての平成 (2) - 四十で惑わず、五十にして天命を知る 自分にとっての平…

自分にとっての平成(7)

第49稿です。 1999年(平成11年)には日産自動車とルノーの提携発表がありました。 私が幼い頃、父が一時期だけ日産関連の仕事をしていたことがあり、この会社にはシンパシーを感じていました。 それが縁で実家は基本的にはずっと日産車を乗り継いでいました…

自分にとっての平成(6)

第48稿です。 前回は平成初期の不穏な空気についてお話ししました。 qye04202.hatenablog.com この時期でいちばん印象に残っているのは山一證券の自主廃業でした。 これは1997年(平成9年)11月24日。 年月日まで記憶しているくらい強烈でした。 それまで中…

自分にとっての平成(5)

第47稿です。 少し投稿に間が空いてしまいました。 前回は平成に入って少しずつ世相が変わってきた様子を記しています。 qye04202.hatenablog.com 1995年に最初の会社に就職しました。 この年は1月に阪神淡路大震災、3月に地下鉄サリン事件、と不安な幕開け…

自分にとっての平成 (4)

第46稿です。 前回までは平成初期の様子をお話ししました。 前稿は以下の通りです。 qye04202.hatenablog.com 新聞やテレビで世の中で起きたいろんな大きな出来事のことは知っていましたが、直接的に自分の生活に大きく影響を及ぼす、ということはありません…

自分にとっての平成 (3)

第45稿です。 この数回は自分にとっての平成を直接、間接に影響があったことを中心に振り返っています。 過去の記事は以下の通りです。 qye04202.hatenablog.com qye04202.hatenablog.com 海外でもいろんな大きな動きがありました。 平成元年6月の北京の天安…

自分にとっての平成 (2)

第44稿です。 前回は平成の幕開けについて記しています。 qye04202.hatenablog.com 2月に大喪の礼(天皇陛下の国葬)が行われました。 平成天皇が即位され、日本全国が新しい時代を感じていたように思います。 そんな中、大学に入りました。 平成元年4月でし…

自分にとっての平成 (1)

第43稿です。 今まで職歴や家族、特に子供との関わりなど、自分の(苦い)歩みについて触れてきました。 この自分の歩みは時代、特に平成とともあるようにも思います。 そこでしばらく自分にとっての平成を振り返りたいと思います。 もはやいま小中学校の歴…

親として子供と関わる~王女の誕生日

第42稿です。 これまでしばらく親と子の関係性とか堅い話が続いたので、現地でのちょっとした経験話を。 前回に娘が現地のインターナショナル校で友達を広げていた話をしました。 qye04202.hatenablog.com 通い始めた頃にはほとんど英語が話せなかったのに、…

親として子供と関わる~娘とはどう接する?(2)

第41稿です。 前回は男親として娘との距離感についての話をしました。 qye04202.hatenablog.com 娘との関係をテーマにして記事を書こうとしたときに、筆がしばしば止まってしまう自分に愕然としました。 娘が生まれてこのかた、父親として接してきましたが、…

親として子供と関わる~娘とはどう接する?(1)

第40稿です。 いままでは息子との関係について描いてきました。 過去の記事は以下(時系列に並べています)。 親として子供と関わる(1) - 四十で惑わず、五十にして天命を知る 親として子供と関わる(2) - 四十で惑わず、五十にして天命を知る 親として子供と…

親として子供と関わる~大急ぎの帰国

第39稿です。 いままで自分の職歴(というよりも苦難の歴史、ですかね)、そして最近は親としての子供との関わりに触れています。 だんだん全体感がわかりにくくなってきましたので以下に目次として纏めています。 https://qye04202.hatenablog.com/entry/20…

親として子供と関わる~高校受験

第38稿です。 いままで辛かった話ばかりだったのですがこれは少しだけうれしかった話です。 息子は海外にいながらにして高校受験に取り組むことになりました。 候補をいくつか念頭に置いて勉強を始めていました。 前回までの話は以下の通りです。 qye04202.h…

親として子供と関わる~自立へ

第37稿です。 息子は中学校に通い始めました。 新しい友達もでき、部活動にも属したことで息子自身の世界ができてきて、親との距離感も少しずつ変わってきたように思います。 少しずつ親から離れて自立していく過程ですね。 息子が中学1年生も終わる頃、私の…

親として子供と関わる~中学受験(2)

第36稿です。 前回の話は以下です。 qye04202.hatenablog.com 今回は親から見た受験体験記みたいになってしまいます。 ちょうど息子が中学受験の年は、「ビリギャル」という映画が公開されていて、息子と映画館に見に行ったのを憶えています。 偏差値30(だ…

親として子供と関わる~中学受験(1)

第35稿です。 前回は少しだけ息子と繋がったような気がして嬉しかった話をしました。 qye04202.hatenablog.com 小4になると中学受験準備のための塾通いが始まりました。 子供の将来を考えてベストと思う道を歩ませてやりたいと思うのはどの親御さんでも同じ…

親として子供と関わる(2)

第34稿です。 前回の話はこちら。 qye04202.hatenablog.com 息子が就学し成長する過程は、私自身が転職し、慣れないことばかりで悪戦苦闘していた時期と重なっています。 その苦闘ぶりは過去の記事ご参照ください。 (あまりにも苦闘多く全部は貼れませんで…

親として子供と関わる(1)

第33稿です。 ブログを始めた頃から自分自身の職歴について書いてきました。 でも職歴は実は人生のほんの一部。 感覚的には家族との関わりが人生の多くを占めていると感じています。 ここでは息子のことを書こうと思います。 この春に高校生になりました。 …

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海外赴任~日本流管理

第32稿です。 前回の記事はこちらです。 qye04202.hatenablog.com 現地に赴任して思ったこと。 時間や期限にルーズ。 会議が時間通りに始まらない。 そもそも期限も言わないと設定しない傾向はあるのですが、設定した期限もいろんな言い訳で延び延びになって…

海外赴任~安全第一

第31稿です。 前2回ほどは少し過去の話に飛んでしまいましたが、話を戻します。 2年ほど前から海外赴任をしています。 それまでの経緯は以下の過去記事もご覧ください。 qye04202.hatenablog.com 赴任先は東南アジア。 日本のメーカーさんとの合弁企業です。…

自分を受け容れる

第30稿です。 前回はプライベートな会話がずっと苦手だった話をしました。 qye04202.hatenablog.com これは40代半ばまで続いていました。 そんなあるとき、全社の長期研修に参加する機会を得ました。 全社のプログラムなので、参加者はいろんな部署から来て…

会話が苦手

第29稿です。 少しふれておきたいことがあります。 自分の苦手分野についての話です。 30代半ばくらいまで時間を戻します。 結婚したのを契機に妻の友人などに会うことも増えました。 子供が育ってくるにつれて、幼稚園や学校のイベントなどでの親同士の接点…

海外赴任前夜

第28稿です。 前回の話は以下です。 qye04202.hatenablog.com アイデンティティの危機(以前の記事はこちら)を常に感じながらも結局同じ商品部にかなり長くいました。 数えてみれば社会人人生の中で最長期間の在籍でした。 このままでいいのかな、とより真…

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