学生時代~サイクリング活動④耐久ラン
第103稿です。
前稿までは自転車で出かけたグループツアーやソロツアーについてお話ししてきました。
このほかにも長い休みを利用しては全国津々浦々に出かけていました。
それでも大きな荷物を積んで急坂を必死の思いで登坂しているそばで自家用車やバイクが追い抜いていくさまを見て、だんだん「自分は何をやっているのかな」、と思うようになってきました。たぶんそういう思いを抱いていたのは自分だけだと思います。周囲の部員はそういう時間も楽しんでいましたから。
その思いは耐久ランというイベントで決定的になりました。
これは、年に1度実施される部のイベントで、250kmくらいの行程を1日で走り切るというものでした。
早朝にスタートし、京都市内から琵琶湖の横を抜け、鈴鹿山脈を抜けてまた京都市内に戻ってくるようなルートだったと思います。
最初は真ん中あたりの順位でそれなりに気持ちよく走っていたのですが、峠道に差し掛かるたびに順位を下げていきました。
休日だったので風光明媚なこのルートには多くのライダーたちが行き交っており、横をスイスイ抜かれるたびに複雑な思いでいました。
だんだん走りながら休憩することが増えてきて、少し走ったら休み、また少し走ったらまた休み、といった状態で徐々にペースが落ちていきました。体力が消耗していた上に、気力もだいぶん萎えていたように思います。
そんな走りでしたから、京都市に戻る最後の峠道を登り始めたときには完全に夜道になっていました。
気づいたときには後ろには誰もおらず、最下位グループでした。
さらに悪いことに、晩秋だったこともあって、夜間に急激に気温が下がったせいもあるのでしょう、体調もおかしくなってきて、ゴールの峠に着いたときには頭痛に見舞われてふらふらの状態でした。
到着は夜22時くらいだったと思います。
遅くまで寒い峠で待ってくれていたスタッフの人たちには悪いことをしたと思います。
帰りの下り道は、登坂でかいた汗が冷たい空気で急激に冷えて、悪化する体調と相まって悪寒が止まらなかったのを憶えています。
そのあと2,3日は熱を出して寝込んでいました。
このイベントを境に自分にはもう自転車は無理だな、という思いが強くなりました。
でも知らない土地への旅行は続けたかったこともあり、自転車とは距離を置き、バイク乗りに転向することにしました。
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