四十で惑わず、五十にして天命を知る

~海外在住 中小企業診断士&FP1級技能士MASAのブログ~

試験の話~FP技能士②

第132稿です。

前回はFP2級を取得し、その勢いでFP1級も目指すことにした話をしました。

qye04202.hatenablog.com

当時(2020年11月現在でも同じですが)FP1級を目指すには2つのルートがありました。

1)FP2級⇒AFP(所定の講習を受けて課題を提出したら取得できる)

⇒CFP試験(6科目、科目合格制度あり、各科目の合格率は30-40%)⇒FP1級実技試験(合格率80%くらい)

2)FP1級学科試験(合格率5%~17% 年による)⇒実技試験(合格率80%くらい)

1)のルートで合格すると国際資格であるCFPも名乗りつつFP1級も名乗れるのですが年会費や試験費用が高いのがネックでした。

2)は日本の国家資格であるFP1級は名乗れますが、国際資格のCFPを取るためにはCFP6科目の試験を受ける必要がありました。

こういう複雑なしくみだったのですが、試験に通れば特に年会費もかからない2)でいくことにしました。

ただ、CFPは人気で予備校でも巷でも多くの講座がありましたが、FP1級学科試験の講座を用意している予備校は少なく(それだけ需要が少ないのでしょう)講座については、かなり限られた選択肢しかありませんでした。

そこまでしてどうしてこの資格に執着したかというと、自分に向いているはず、将来役に立つはず、と思い込んでいたからに過ぎません。

生命保険の設計書を眺めて組み合わせを考えたりするのが好きでしたし、実際に学んだ知識を使って資産の簡単な相談に応じたりしている中でさらにその知識を深めたり高めたりしておきたいと思っていました。

それは、FPのあとは中小企業診断士を取りたいと思っていて、その2つの組み合わせで将来的には経営者のサポートをしていたい、と思っていたからでした。

(当時も思っていましたし、いまも同じように考えています)

資格に関する知識を得るために、予備校の実施する資格説明会に参加したりもしました。

そこで説明してくれた講師の方は、FP1級学科試験が極めて難しい試験であることを強調し、4回でやっと通りました、とお話しをされていました。

自分はFP2級を取ったばかりで勉強したてだったので、このまま勢いで勉強すれば、さすがにそんなに時間かからないだろうと高を括っていましたが、あとで思うとその考えは大きく間違っていました

何も教材なしでは学習も進められないので、その予備校の通信講座を受けることにし(あまりにも需要が少なかったせいで通学講座は開講されていませんでした)学習を開始しました。

それから実際に合格するまでの期間は結局長い長い道のりでした。

しばらくこの話を続けます。

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Photo by Philippe Donn on Pexels.com

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