海外赴任~日本流管理
第32稿です。
前回の記事はこちらです。
現地に赴任して思ったこと。
時間や期限にルーズ。
会議が時間通りに始まらない。
そもそも期限も言わないと設定しない傾向はあるのですが、設定した期限もいろんな言い訳で延び延びになってしまう。
立ち上げ当初は始業時間になっても従業員が出社していない、ということも多かったと聞きます。
日本の感覚だと時間厳守、期限は守る、これは常識、という発想ですが、ここではそうでもないらしい。
でも彼らの名誉のために言うと、彼らが怠け者、というわけではなく、そういう価値観を重視した教育は受けてきていないのではないか、という気もします。
彼ら自身もそれではいけない、と思っているようです。日本式の厳格なルール適用というのは一定程度支持されていることもわかりました。
日本の資本が入った企業で働くことは自分の成長にも繋がる、という意識も少なからずあるようです。
自分を成長させることで転職のときに有利という思惑は当然ありますが。
最近はさすがに始業時間に人が揃わないということはないですが、それでも目を離すと会社に来ても仕事をしないで談笑している。
私の日本人的な感覚だと業務中に何もしないのは悪のようにも思える。
でも、手の空いた時間にここの掃除とかこういう始業準備をするといいよ、と教えるときちんとやる。
だから根元のところで仕事をしたくない、ということではなく、そのヒントを注入し続けてあげないといけないのではないか、と思っています。そのリーダーシップは発揮し続けなくてはいけないだろうな、とは思います。
街中は日本車であふれていますし、若い世代はプレイステーションや任天堂に興じている。日本の歌も歌える、日本のアニメは映画館で上映されている。日本に対する憧れは強いように感じます。
この20年くらいで世界に対する日本の地位が相対的に低下したようにも思いますが、ここにはまだ世界に範たる日本がまだ存在しているようにも思います。
日本人であることを誇りを持っていたいと感じています。
これまで職歴を中心にお話ししてきました。
次回はこの話題から少し離れたことをお話ししたいと思います。
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