ブルネイ~日本との関係~生活目線で(2)
第71稿です。
前稿では生活目線での日本との関係についてお話ししました。
今回もその続きです。
娘がこちらの学校に通っていた頃は、日本のお菓子が人気だったと聞きました。
イベントや友達同士の集まりなどで日本のお菓子を持っていくと友達に競うように持っていかれ瞬く間になくなってしまったといいます。
よくチューンされた日本のお菓子の味わいがおそらく子供たちの心を捉えたのだろうと思います。
これもまた、日本人であることに誇りを感じた一面でした。
もっとも、イスラムでは豚を食べないので、動物脂から作るゼラチンを含むお菓子(グミキャンディーなど)は食べられない、という制約もあり、その点は気をつける必要があったようです。
少し話が変わりますが、周囲の日本人の方々で国際結婚している人が多いのもちょっとした驚きでした。
現地の人と結婚した日本人や西洋人と結婚した日本人など。
普通にそういう人がいます。
だんだんそれが自分の中でノーマルになっていくのですが、日本本土で暮らしていたら国際結婚はまだまだ珍しいと感じたことと思います。
全世界的な視野で見ると、国際結婚で驚く、という自分の感覚自体がずれているのかもしれません。
私がこの国に来た2018年には日本との間に直行便はありませんでしたので、香港やシンガポールを経由する必要がありました。
ところが、2019年3月からロイヤルブルネイ航空というこの国のフラッグシップキャリアが成田との直行便を就航を開始しました。
日本でも電車の中の吊革広告や新宿など大きな駅でプロモーションをやっていたそうなので、日本にいながらにしてブルネイという名前を目にされた人もいるかもしれません。
街中でもバックパッカーと思しき日本人旅行者や世界中を行き尽くしてブルネイに行き着いた老夫婦など、日本人の姿を見かけることが増えつつありましたし、ゴルフ場でも日本語が聞こえてくるケースが増えつつありました。
また、2020年2月からは日本航空とのコードシェア運航も始まっていました。
日本からの観光客もさらに増えるかな、と期待していた矢先だったのですが、コロナウィルスの影響で3月に直行便の運航は休止、この国への外国人の入国も原則禁止となってしまい、しばらく往来がストップしてしまいました。
しばらくこちらに残っていた息子は運航休止直前の便で間一髪で帰国していきました。
(以下はそのときの様子について描いた記事です)
一日も早く自由に往来ができる日が来てほしいと思います。
次回もしばらく日本との関係のテーマでお話を続けます。
写真:夕暮れのモスク
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