試験の話~中小企業診断士④合格祈願
第140稿です。
今日は中小企業診断士試験の2次筆記試験合格発表です。
1次試験、2次筆記、2次口述と一連の試験がありますが、この2次筆記が実質の最後の大きなハードルです。
この試験に向かって努力されてきた受験生の方々、特に自分が関わらせて頂いた受験生の方々には全員合格してほしいと思います。
前稿までは私が最初に1次試験にトライしたときの話をしていましたが、今日その続きを話すのは少し場違いな感じがしますので、時計の針を進めて昨年の合格発表のときのことをお話ししたいと思います。
昨年の合格発表のタイミング(ちょうど日本時間10時くらい)では私用で近隣諸国に向かう機内にいました。
手元のi-Phoneで中小企業診断士協会のサイトにはアクセスしておいて発表時間になったら自分の番号を確認できるようにしておきました。
同時に撮影した受験票の写真も準備しスタンバイしておきました。
飛行機の出発時間は日本時間10時半くらいだったと思うので、既に周囲に多くの乗客が乗ってきていました。
そして日本時間午前10時。i-Phoneの画面を更新すると受験番号の一覧が掲載されていました。
ドキドキの瞬間です。
合格者受験番号リストは受験地区ごとに分かれています。
私は2次筆記試験を一時帰国して東京で受けましたので、東京地区のリストを開きました。
上からリストを目で追います。受験番号順に並んでいますので自分の番号があるとすればだいたいどの辺にあるかはわかります。
そして自分に近い番号を見つけました。目を横に滑らせていくと。。。ない。
何度も確認しました。リストを頭から舐めるように確認してみましたが、何度見ても自分の番号はない。。
ああ、今年もダメだったか、一緒にいる息子になんて言おうかな、とぼうぜんとしている矢先でした。
何かおかしい、受験番号の頭の番号はみんな19-XXXとなっている。自分の撮影した受験票の番号は18-XXXとなっている。
そこで気づきました。i-Phoneで撮影した1年前の受験票を参照していたのです。
写真のお気に入りに登録していた別の写真を見て早合点してしまったようです。
再度i-Phoneを操作し、19-XXXで始まる当該年度の受験票を見つけ出し、再度照合しました。
そして見つけました。
ああ、やっと受かった、というのが正直な感想でした。
そして機体が離陸しました。
本日合格発表を待つ受験生の方々は、多くの方が同じような思いを持ちながら職場や自宅で合格確認をされることと思います。
この数時間はしばらく落ち着かないとは思いますが、泣いても笑っても今日結果が出ます。
受験生の皆様の合格を祈念しております。
ただ過去に自分自身がそうであったように、思うような結果が出なかったとしても、それは別にこの世の終わりというわけではなく、それが新たなスタート地点になると思います。
よい週末をお過ごしください。
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