四十で惑わず、五十にして天命を知る

~海外在住 中小企業診断士&FP1級技能士MASAのブログ~

1人の日本人として海外を見る~欧州(1)~反省

第63稿です。

今回から欧州との関わりについてお話ししたいと思います。

まず最初に、自分には欧州のことは書けないと感じています。

欧州のことを話します、と言っていて書けないとは何なんだ?と思われるかもしれません。

仕事で欧州は長い期間担当してきましたので、駐在することはなかったけれども、出張する機会は非常に多くありました。

日本から行くと、せっかく行くのだからいろんなところを訪問をしようと、だいたい月~金まで詰込み日程

だいたい1度の出張は1週間くらいが標準でした。

その時間を有効に活用するために、週末に夜行便で移動、月曜の朝に現地入り、一つのところにとどまっていることはあまりなく、ほとんど毎日移動、そして金曜日の夜行便か土曜日の便で帰国、というのが標準的なパターンでした。

日本から欧州までは10数時間のフライト、時差は6-8時間。

到着したら打合せを何件か、そして夜は現地の駐在員や客先と会食、翌日から客先訪問、そしてクルマや飛行機で移動、という毎日。

とてもホテルの周囲を散歩するなどの体力的、精神的な余裕がなく、欧州出張はいつも疲労困憊していた記憶があります。

もちろん大きな受注が決まったり、顧客との関係が強化されたり、などの成果はありましたし、それが目的で費用をかけて社用で出張をしています。

でもこういう機会に振り返ってみると、せっかく多くの自分の時間を使って行ったのに、その土地の文化や考え方などをまったく学べていない、何も得ていないことに気づいて愕然としました。

結局、出張が予定をこなすための作業になってしまっていた結果、現地の人と時間をとってゆったりと話をし、交流をするということができていなかった、と痛烈に反省しています。

でも一番は、自分が現地の文化や考え方を吸収しようという思いを持たなかったことが原因だろうな、と思います。

当時の自分はそれを求めようとしていなかった、ということに尽きると思います。

最近、常にある言葉を念頭に思い起こします。

「求めよ、さらば与えられん」

自分で求める努力をしないと何も得られない、これはこの出張だけではなく自分の普段の仕事や生活でも同じことなんだろうと振り返ってみて思います。

言い換えると常に自分でどうしたいか、どうありたいか、を考えて、自分の頭で考えて行動せよ、という意味、と私は解釈して自分に言い聞かせています。

少し話がそれました。

せっかく欧州のことをお話しするコラムを立てたのでいくつか印象に残っていることを次回にお話ししようと思います。

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Photo by Thorsten technoman on Pexels.com

今後の記事の参考にしたいと思います。

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