ブルネイ~日本との関係~生活目線で(3)
第72稿です。
いま私がいるブルネイという国の日本との関係性を生活目線でお話ししています。
日本人にとってもあまり場所も知られていない国なのですが、日本に対する関心は高いです。
日本食は現地の人に人気が高く、日本人シェフがいるレストランは皆無ではありますが、過去に日本の料理人が指導したという日本食レストランはいつも現地の人で混雑しています。
もともとマレー料理が脂っこいこともありますし、マクドナルドなどのファストフードも人気で、かつ移動はすべてクルマ、という生活のためか、東南アジアの中では肥満率が非常に高いそうです。
健康を意識した選択としての日本食なのかもしれません。
宗教上の理由でとんかつはありませんが、刺身やうどん、天丼などもあり、味付けは少し違うと思うこともありますが、概してそれなりのレベルです。
日本のお菓子も含めてあまり入荷していないのが実態です。
こちらの人の日本や日本食に対するニーズを考えたら、それなりの商機になるのではないかなとは思います。
人口が少ない(40万人)のでなかなか採算ラインに乗せるのは難しいのかもしれません。
日本に対する好意的な側面ばかり書いてきたのですが、少しながらそうではない側面もあります。
第二次世界大戦中に、日本軍はブルネイも含むボルネオ島を占領していたという史実があります。
良く知られているように、ここが石油ガスの産地であることから、日本本土への資源供給基地としての位置付けで接収したものです。
Wikipediaに関連事項がいくつか掲載されています。
現地の人(50代)からは、小さい頃に祖母から日本軍占領時代の辛かった思い出の話をよく聞かされた、と聞きました。
私に気を遣ってか、詳細には聞けませんでしたが、その人の祖母の話には占領時代の日本軍に対する否定的なニュアンスがあったようですので、高齢者の中には、日本に対する反感もある人もいるのかもしれません。
日本に対する否定的な側面もある可能性は意識していたいと思います。
次回は人々と王室の話をしたいと思います。
写真:現地日本食レストランの焼肉定食
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