四十で惑わず、五十にして天命を知る

~海外在住 中小企業診断士&FP1級技能士MASAのブログ~

学生時代~サイクリング活動③ソロツアー

第102稿です。

今回は学生時代に自転車に乗って一人旅をした話です。

確か1年生の春休みだったと思います。九州に行くことにしました。

きっかけは何だったか憶えていません。

友人にクルマで大阪南港まで送ってもらい、夜中に出る別府行きのフェリーに乗りました。

翌朝別府に到着し下船し、さあこれから走ろう、と思った矢先に中年男性に声を掛けられました。

そしてその人の自宅まで行きました。

いま考えてもなぜついていったのか全く憶えていません。

その人は何だか催眠術を掛けたがっていてなぜか私は催眠術にかかったふりをしていました。 だんだん面倒くさくなってきたので「いい加減にしてください!」と言って跳びあがり家から出て行きました。 その人の狼狽した様子でしたので、そんなに悪い人ではなかったのかもしれません。

近くの公衆電話から地元の警察に一部始終を話をするも特に被害があったわけではないので警察にもまともに相手にされず、その出来事はそれで終わりました。

何とも不思議な体験でした。

子供に教えている通り「知らない人にはついていかないようにしましょう」ということでしょうね。

あるときは急坂を荷物を自転車で上っているときに通りがかりの年配の人に声を掛けられ、そのクルマに乗って近くの地方都市まで行ったこともありました。

3月の九州とは言っても山沿いだったのでまだかなり肌寒く、登坂している間に雪もちらついていました。

結構辛い上りでしたので渡りに船、という感じではありました。

その年配の方も私のことを少し可哀想に思ったのかもしれません。

着いたのは大分県竹田市という都市でしたが、恥ずかしながらそれまでその存在もよく知りませんでした。

聞いてみると小京都と呼ばれ、竹田城はいまは城跡しか残っていないものの非常に由緒正しい城であることを説明して貰いましたし、戦前の日本で軍神と崇められていた日露戦争の英雄、広瀬武夫中将の生まれ故郷であることも知りました。

こういう自分では知り得なかったことに出会えるのは旅ならではの収穫なのでしょう。

このときはその方の家に泊めて頂いていたのですが、そこを辞去したあと、あるときは橋の下でテントを張って泊まったりしたこともありました。

確か買い出しをするためにスーパーの位置を聞きに近くの消防署に行ったのですが、当直の消防団員の方に、「ひとりで自転車旅行ですか、いいですねえ」と羨ましがられたのを思い出します。

仕事人からすると気ままに自転車で一人旅というのは優雅に見えたことでしょう。

本人は毎日ヘトヘトになっていましたし、一人での旅というのも感動を分かち合える相手がいないので限界を感じていた部分もありましたが。。

いまのように携帯電話もスマートフォンもない時代でしたから、テントを張って中に籠れば漆黒の世界。

夜は日の入りとともに寝て朝は日の出と鳥のさえずりとともに起きる、という原始的な生活はいまではとても考えられません。

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Photo by Johannes Plenio on Pexels.com

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