ブルネイ~ラマダン明け休暇①
第166稿です。
ラマダンが明けました。
ブルネイの場合は専門家が該当日の夕方に望遠鏡で月が新月であることを確認したのちに、翌日からのラマダン明けを宣言するというスタイルです。
ラマダン明け当日から3日ほど休日になります。
つまり休日のスタートは専門家の確認を待たないと決まらない(国王陛下の決裁も仰ぐようです)ことになっています。
近隣のイスラム諸国は今年のラマダン明け休暇はいつ、と固定されているようですので、こうやって直前まで流動的なのはこの国ならでは、と言えそうです。
昨年(2020年)や今年(2021年)はCOVID-19で軒並み無理だったのですが、財力のある家はオープンハウスというのを実施し、知り合いを多数呼んでラマダン明けを祝う行事をやっていました。
休日の開始が1日遅れても、準備を1日遅らせるだけ、という感覚なのかもしれません。
翌日が休日かもしれないし勤務日かもしれない、というのは、日本人の自分からするとなんだか落ち着かないような気がします。
読者の皆さんの反応を今後提供する記事の参考にしたいと思います。