ブルネイ~ラマダン明け休暇②
第167稿です。
ブルネイでは5月14日にラマダン明け休暇(Hari Rayaと言います)が始まりました。
COVID-19の関係で、昨年(2020年)、今年(2021年)ともに開催が中止されてしまいましたが、Hari Rayaでは、王宮を一般開放し、国王とその一族の方々に謁見するイベントが例年行われていました。
2019年に行われたときの様子は次のようなものでした。
①王宮の入り口に到着
②入り口で宮殿までの送迎バスに乗る
③大広間で食事をしながら待機
(来訪者すべてに食事がふるまわれました)
④一列になって国王およびその一族に別室で謁見
このときは男女に分かれます。
そして男性は男性王族に、女性は女性王族に拝謁し握手します。 ちなみにこの国では(周辺のイスラム圏もそうかもしれません)、西洋のように男性と女性が握手をするという習慣はありません。
私が最初にブルネイに来て各所に挨拶した際に、男女構わず握手を求めて怪訝な顔をされました。
とはいってももし手を差し出されたら握手をしないわけではありません。
⑤帰り際にお土産(2019年はチョコレートケーキでした)をいただいて退去。
子供用には日本で言うところのお年玉のようなものが配られたと聞きます。
世界でも有数の広大な宮殿だそうです。
しばらく贅の限りを尽くした王宮が見られないのは残念です。
読者の皆さんの反応を今後提供する記事の参考にしたいと思います。