四十で惑わず、五十にして天命を知る

~海外在住 中小企業診断士&FP1級技能士MASAのブログ~

学生時代~学問の話も⑨

第118稿です。

前回は研究で何度も行き詰まり、自分で解決しようとしていた様子をお話ししました。

qye04202.hatenablog.com

そもそも何が正解かわからなかったし、問題に直面してどこに答えを求めたらいいかもわからなかったように思います。

インターネットが普及する前でしたのでWeb上でヒントを求めるということもできなかった平成初期の時代です。

研究室に通い詰めて実験と論文ばかりの毎日が単調に感じられ、生活の密度が薄かったことに少しずつ危機感を感じ始めていました。

そんな生活に張りを持たせようと始めたのが朝の牛乳配達でした。

もともと近くのレストランで長くアルバイトをやっていたのですが、研究室の時間などと合わせるのが難しくなってきていていましたので、確実に使える朝の時間を活用できたのはよかったと思います。

牛乳配達とは、その名の通り牛乳を各家庭に配達するというもので、殆どが牛乳瓶に入った製品でした。 各家庭で飲み終えたら戸外に出しておいてもらい、配達の際に空き瓶を回収する、といういま考えれば非常にエコなしくみだったと思います。

牛乳瓶の配達は、自分が子供の頃はよく見かけた光景だったのですが、だんだん紙パック化されたりコンビニが普及したりという変化があったせいか、平成5年の時点でも殆ど見かけなくなっていましたが、まだ市郊外の戸建てを中心にその習慣が残っていたのだと思います。

毎朝4時半に販売店に出かけ、家庭ごとに注文を受けている製品を取り揃えて軽トラックに積み込み配達に巡る、というもの。

クルマの免許を取ったこともあってクルマを運転する仕事をやってみたかった、という動機もありました。

朝は早かったので前日に遅くまで酒を飲んだりはできなかったですが、乱れがちな下宿生活が規則正しいものになりましたし、夜明け前の静かな住宅街を巡って各戸に届けていくのは爽やかで非常に気持ちよかったですね。

月末には各家庭に集金にお伺いするのも仕事でした。これはアルバイト募集の要綱には書いていなかったので配達業務とは切り離してくれ、と要望しましたが取り入れられず、仕方なくやっていました。特に在宅が確保されているわけではないので1回ですべて回収できるわけではなく、そのたびに出直して時間がとられてしまうのが大きな難点でした。それでも家人が在宅されていたときには各家庭の方々と直接対面でちょっとした会話ができるのは楽しい瞬間でもありました。

学問の話から大きく離れてしまいました。

こうしてときにはアルバイトもして気分転換もしながら、徐々に修士論文に向けて準備をし始めました。

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Photo by GEORGE DESIPRIS on Pexels.com

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これまで複数の中小企業診断士仲間のブログを紹介していたのですが、令和2年度の中小企業診断士二次試験は終了しましたので、試験対策系のサイトの紹介はしばらく見合わせ、以下のみご紹介させて頂きます。

いつも知識をアップデートするのに参考にさせて貰っているサイトです。

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ひでのつぶやきブログ-中小企業診断士と社労士のダブル資格をもつ筆者が、わかりやすい言葉でいろんな制度を中心に解説しています。中小企業診断士と社労士という2つの専門家の視点からの解説は勉強になります。

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