2020-01-01から1年間の記事一覧
第90稿です。 前回は自由のない生活から自由を求めて脱北した少女の話を取り上げました。 qye04202.hatenablog.com 今回は逆にその「自由」について考えている本です。 数年前に勤務先の研修の中の課題図書として読んだのが出会ったきっかけでした。 ドイツ…
第89稿です。 少し忙しくて更新が滞ってしまいました。 今回は北朝鮮から脱出した少女の話です。 近くの書店でたまたまこの本の原書を見つけて興味を持ちました。 TEDというプレゼンテーションのサイトでもこの著者が脱北に至るまでの壮絶な話を涙ながらに語…
第88稿です。 悩んだときに参考にした書籍というテーマで書籍を紹介してきました。 これまではどちらかというと人生に悩んだとき、「老い」とか「死」とか「生き方」など、少し重いテーマを扱った書籍の紹介に偏っていました。 今回は少し軽めに、ゴルフがう…
第87稿です。 出会った書籍を振り返る中で、どう生きるか、ということに関心があることがわかってきました。 この観点でいままでブログで触れた書籍をタイトルだけ列挙すると以下の通りです。我ながらかなり偏った読書だなと思います。 (Amazonのリンクは表…
第86稿です。 インパクトのあるタイトルだと思います。 歴史に名を残した人物が、数多くの挫折や失敗を経て、のちに大成功を収めるというストーリーはよく聞きます。 本書はその逆の人生を描いたものです。 12人の実在した天才が、功を成して世の中の脚光を…
第85稿です。 ジャンルを問わず自分が悩んだり不安に思ったときに読んで参考にした本を紹介していますが、今回は現代の日本に警鐘を鳴らしているこの本。 1990年代初頭にバブルが崩壊し、そして今から10年ほど前に日本が世界第2位の経済大国の地位を中国に明…
第84稿です。 これまでの投稿では人生をどう考えるか、といった少し重めテーマの書籍を中心に取り上げてきましたが、今回は少し軽めの書籍を。 公私いろんな席でワインが出されることも多いですが、この本に出会うまではワインに対する知識は皆無でした。 漫…
第83稿です。 以前に老いに対するフランス人の考え方を示した本を紹介しました。 qye04202.hatenablog.com これは、自分が50歳という年齢を迎えて、今後どう生きるか、と考えるにあたりいろんな指針を得たいと思って手に取った書籍でした。 この書籍も同じ文…
第82稿です。 この数か月の間に一気にオンライン化が進みました。 その結果、海外にいながらにしていろんな会合に参加させて貰う機会が増えました。 その中にビジネス誌を読む会というものがあり、主催されているある経営者の方にお声がけ頂き、そこで紹介さ…
第81稿です。 いかにも直接的なタイトルのこの本。 取り扱う話題は、自分も含めて多くの人ができれば避けたい「死」について。 50歳という年齢を前にして、「死」に対する漠然とした恐れが現実として頭をもたげるようになってきました。 日本人の平均年齢が8…
第80稿です。 最近のこのブログでは悩んだときに参考にした書籍、というテーマで印象に残った書籍を紹介しているのですが、今回は少し趣が異なります。 これは妻にすすめられて読んでみた本です。 タイトルを見ても全くピンとこず、自分で背表紙見てもたぶん…
第79稿です。 私が現在の会社に転職した2000年代半ばに、元いた会社の事業部門は他の会社との合弁会社となり、その後にその会社の完全子会社に変わりました。 ほどなくして、元いた会社のグループが他の会社に買収され、長らく親しんだブランドそのものが消…
第78稿です。 50歳という年齢を迎えて、自分の今後のキャリアやこれからの人生に思いを馳せることが多くなってきました。 このブログを書き始めたのもその問題意識からでした。 40代まではあまり感じなかったけれども、老いというものに対する漠然とした恐れ…
第77稿です。 もともとこのブログは自分の苦い経験を語ることから始まっています。 その経験が反面教師として誰かの参考になるかもしれない、読んだ人がより良い人生を送ってもらう一助になるのかもしれない、という思いで始めたものです。 一連のキャリアに…
第76稿です。 海外で暮らしたり、外国に訪問したりする際に思うことがあります。 それは日本品質に対する人々の信頼が厚いこと。 MADE IN JAPANは高品質という認識が世界に浸透しているように思います。 ここブルネイでも家電製品にわざわざ日本製というステ…
第75稿です。 前回はコロナ禍の初期のこの国での様子をお話ししました。 qye04202.hatenablog.com ブルネイ政府は毎日夕方から記者会見をし、新規感染者の状況、その隔離状況、濃厚接触者への対処状況、その他関連する施策などを、テレビ、ラジオ、SNSを通じ…
第74稿です。 前項までは日本との関係や王室など、比較的ソフトな話題を取り上げました。 今回はこの国のコロナ対策を通して思うことを話してみます。 コロナウィルスが騒がれ始めた2月頃、シンガポールやベトナムなど周辺諸国が次々と感染者を増やす中、ブ…
第73稿です。 前回まではこの国の日本との関わりについてお話ししました。 qye04202.hatenablog.com qye04202.hatenablog.com qye04202.hatenablog.com 今回は王室との距離についてお話ししてみたいと思います。 ブルネイは王国です。 国王はスルタンという…
第72稿です。 いま私がいるブルネイという国の日本との関係性を生活目線でお話ししています。 qye04202.hatenablog.com qye04202.hatenablog.com 日本人にとってもあまり場所も知られていない国なのですが、日本に対する関心は高いです。 日本食は現地の人に…
第71稿です。 前稿では生活目線での日本との関係についてお話ししました。 qye04202.hatenablog.com 今回もその続きです。 娘がこちらの学校に通っていた頃は、日本のお菓子が人気だったと聞きました。 イベントや友達同士の集まりなどで日本のお菓子を持っ…
第70稿です。 前回はこの国の一夫多妻制についてお話ししました。 qye04202.hatenablog.com 今回はブルネイと日本の関係についてお話ししようと思います。 インターネットで探せば、日本はこの国の最大の輸出相手国であるとか、皇室や政府間の交流が活発であ…
第69稿です。 前回はブルネイの概要をお話ししました。 qye04202.hatenablog.com この国はイスラムの教えを忠実に守っている国です。 イスラムで我々に馴染みのないこととして一夫多妻制があります。 1人の男性が4人まで妻と結婚することができる、というし…
第68稿です。 2018年から東南アジアのブルネイという国にいます。 ボルネオ島にある小国です。 この島の南側はインドネシア領、北側の大部分はマレーシア領、そして一部がブルネイ領、となっています。 面積は日本の三重県とほぼ同じ、そこに40万人の人が暮…
第67稿です。 前稿で同時多発テロの直後に米国に入国したことをお話ししました。 qye04202.hatenablog.com 少し海外での安全についてお話ししたいと思います。 (曖昧な記憶を辿ってお話ししている部分もあり、事件事故の詳細にいくばくかの不正確な点あるか…
第66稿です。 前回まで中国、韓国、サウジアラビア、欧州と触れてきました。 qye04202.hatenablog.com そろそろ現在いる国についての話を、と思ったのですが、海外に関してお伝えすることを忘れていたことがありました。 今回はそれに触れたいと思います。 2…
第65稿です。 前回はポーランドのアウシュビッツ収容所を訪れたときのことをお話ししました。 qye04202.hatenablog.com 今回はトーンの全く異なる話です。 パリが自分にとって初めて足を踏み入れた欧州大陸でした。2000年代前半だったと思います。 その後、…
第64稿です。 欧州までせっかく出かけていながら文化や考え方を感じることをして意識的にしてこなかったことを前稿で振り返りました。 qye04202.hatenablog.com それでも稀に機会がありましたので印象に残った場所を感想とともに挙げていきたいと思います。 …
第63稿です。 今回から欧州との関わりについてお話ししたいと思います。 まず最初に、自分には欧州のことは書けないと感じています。 欧州のことを話します、と言っていて書けないとは何なんだ?と思われるかもしれません。 仕事で欧州は長い期間担当してき…
第62稿です。 前回はずっと行きたかった国、韓国にようやく入国したときの話をしました。 qye04202.hatenablog.com 幾何学的な美しさを持つハングルに魅力を感じ、中学生時代からときどき興味本位で韓国語を勉強していましたので、文字だけは何とか読めまし…
第61稿です。 前回までこの「海外との関わり」で中国、サウジアラビアについてお話ししてきました。 qye04202.hatenablog.com でも生まれて初めて訪れた国は韓国、私の海外との関わりはこの国からスタートしています。 この国を意識し始めたのは1980年代初頭…